2007年8月30日木曜日

頭がフル回転だ

思考力が戻ってきたおかげで、昨日から頭がフル回転だ。こんなのは久しぶりな気がする。今までぼけちゃってたのかと思う。

こちらのレイオフっていうのは、日本のリストラと違って悪い面だけでない。
まだ3週間は社員なので会社にちょこちょこ行っては、レイオフされた人とも話すし、残った人とも話す。今回のここのレイオフの場合、残った人は暗く、レイオフされた人の一部はうれしそうなのである。

実は今はマーケットが良い時で、経験値の高い人ならば簡単に仕事が見つかるのである。すでにアップルに行けそうだと言っている人もいて、かなりうれしそうだった。レイオフが水曜で、金曜には面接も終わっているのだから、なんて素早いのだと驚いた。IPOでS1をちょうどファイルしたばかりの会社に5人空きがあるからレジュメを送るといいと教えてくれる人もいた。

今回のような大きなレイオフというのは、誰がレイオフされるかをこまごま選んだりしない。ここのグループはRFだから残し、後は全部切る、ということだった。だから、私のいたグループは10人全員レイオフされたのだが、その瞬間ものすごい結束力を見せた。まず、個人の連絡先を交換し合い、仕事情報を交換するのはもちろん、面接した先が必要ならばreference もmanagerが書く。そうやって助け合うのがシリコンバレーのカルチャーなのだ。

一方、残ったRFのチームは、他の事業部に異動になったのだが、新しい部署の方針だけ聞かされ、それが今までとは違う上、何をやるのかも何も決まっておらず、暗いのだ。

他の人の良い状況を聞くと、自分もかなりやる気がでてきた。

2007年8月29日水曜日

一日経って目が覚めた

レイオフの通知があって一晩寝た次の朝は、ショックからも目が覚めた。

社内で次を探すなら、やはり三週間後のJob Release Dateまでに移動先の承認までとっておきたい。そうなるとそんなに時間もない。実際には、Job Release Dateから137日後のTermination Dateまでは社員なので退職にはならないが、Job Release Date後は、バッジは返却して社内のイントラネットも見れないし、会社のメールアドレスも使えなくなるので、かなり不便だ。社内にアクセスできない代わりに、DBMを介して今の会社内で仕事を探せるよう会社は手配してくれているが、直接社内情報にアクセスできないと不便なことに変わりはない。

社外で探すなら、今はL1なのでH1かE2が必要。そこでビザの問題がないか確認する必要がある。早速弁護士に聞いたところ、来年の10月までH1は無理だと言われた。USに来て、日本企業で働く気はないので、社外はありえないことがわかった。

いちおう、シリコンバレーの状況を知りたくて現地のリクルーターに聞いてみたが、今は結構空きがあるらしい。特にアナログの市場がHotだと言っていた。それ以外でもいくつか空きを持っていると言っていた。

かなり視界がすっきりした気がした。

2007年8月28日火曜日

昨日レイオフされた

シリコンバレーで働き始めてやっと16ヶ月。やっと慣れてきたかと思っていた矢先、昨日レイオフされた。

親切な会社で、3週間の猶予期間と、その後の137日間の休暇をくれたので、5ヶ月+1週間は給料もある。それで焦る必要もないせいか、昨日は気が抜けてしまって、何も始める気がしなかったので、家に帰ってジムに行ってジャグジーにつかっていた。

それでも時間があったので、どんな仕事があるんだろうかととりあえずdice.comで探していたら、急にネットがつながらなくなった。PCやgatewayをリブートしてみたら、PPPが認識されないと言ってきた。あいかわらず駄目なAT&Tである。しょうがないので寝た。

というわけで、今日から新しい職を探す、私のサバイバルゲームが始まったのだ。