2009年11月5日木曜日

すべてのポータブルがネットにつながる

MIDとは何か、ちょっとわかったような気がする。

昔、家の家電はすべてネットワークにつながりお互いにコミュニケーションできるようになると言われていた。そしてホストは電気を大量に使える冷蔵庫だと。冷蔵庫は置いておいて、この「ネットワークにすべて家電がつながる」がヒントだったのかもしれない。

つまりは、何でもネットにつながるのであり、それこそがMIDなのだ。特定のMIDという端末など存在しない。つながるものすべてがMIDとなる。すべてというと言い過ぎだが、ポータブルなものはすべてMIDになりうる。iPodがネットにつながればMIDになり、NintendoDSがつながればMIDなのだ。

つまり、MIDというものの形を追い求めるのでなく、それらがつながった状態でのアプリケーションを考えた方が先の市場が見えてくるかもしれない。

「人と人」より「人々と人々」のコミュニケーション

メールや電話は、返事を期待するものなので、受けた方はすぐに返事をしないと友達を失うなどの変な強迫観念が生まれる。また、出した方は返事がないとストレスを感じるという、リアクション中毒にかかってしまう。その結果、ストーカー状態になる。

こんなお互いにストレスとプレッシャーを掛け合うコミュニケーションは不健全であり、定着するものではない。ビジネス上も、返事の遅さによって客からの信頼を失うことになり、客とうまい信頼関係を築ける手段とは言いにくい。客が一人、二人と特定であれば可能だが、不特定多数相手だとすべてに即答するなど無理なのだ。

問題はどこにあるのか? 最初の問題は、相手が見えないことなのだ。見えないからイライラする。だから見えるようにする。相手が無視している訳ではなく、忙しいだけで返事をする気持ちがあるということさえわかれば、待てるものだ。次の問題は、受信者が一人であることだ。ある一人の相手に送った場合に返事がないと、人間はイライラする。ところがブログのように相手を特定せずに書いて誰からもリアクションがないとイライラでなく、不安になる。不思議なことに、皆が無視していると怒る気分にはならないのだ。人間とはおもしろい生き物だと思う。

では、どうすればいいのか? やはり、SNS,Twitterのようなゆるくて多数の人間が参加できるコミュニケーションが望ましいのだろう。他の人が返事しても構わないわけだし、その人が他のことに返事をしてももちろん構わない。それがごく普通のフェースツーフェースの会話でなされることなのだ。

結局、人間のコミュニケーションは、「人と人」というよりも「人々と人々」なんだと思う。

オンラインコミュニケーションの場

テレビでYoutubeを見るということは何を意味するのか考えてみた。

昔から考えてみれば、ブロードキャストでダウンストリームのみだったテレビというものが、双方向になってもまだブロードキャスト用の映像から好きなものを選ぶビデオオンデマンドにしかならなかったのに、インターネットとの接続によりブロードキャスト用でない個人映像を自由に見れるようになったことになる。

一方的に受け取るのみの新聞/雑誌/本が、インターネットによって自分から情報を発信できると同時に個人の意見が自由に読めるようになったのと同じだ。この変化の波が、文字から映像にまで波及したと考えられる。

その場を提供するものがYoutubeであるということだ。もうちょっと突き詰めて考えると、Youtubeは誰に見られるかわからないブロードキャストタイプの発信だが、SNSならば自分で受信者を選択できるユニキャストタイプになる。人間はどうやらこっちの方が心地がいいらしい。見知らぬ人と話すより友達や家族と話す方が楽しいのだ。だが同時に、不特定多数の人間に見てもらいたいこともある。そういうときにはYoutubeがいい。グリーンピースが訴えたり、ギターを壊したユナイテッドを避難するには、Youtubeの方がいい。ちなみに、私はYoutubeや Blog やTwitter からは、「見て見て見て!!」という声が聞こえてくるようにすら感じる。

つまり、Youtube, Blog, Twitter は誰かに見てもらうこと自体を目的としているのに対し、SNSはサークルや部活のように友達や仲間を作ることを目的としているのだろう。学生時代にサークルや部活に入ることの一番の目的は友達や仲間を作ることだったのと、まさに同じだ。部室に行くと、いつも仲間がたむろっているので誰かと話せるし、しかも必ず行かなければならないということもない上、自分が行きたいときにいけばいい。まさにゆるいコミュニケーションを可能にするものがサークルや部活だったのだ。自分が行きたいときに行くのと同様、SNSでは自分がアップしたいときに自分の言葉なり写真なりをアップすればいい。たまたま部室に来た仲間がそれを見てくれ、コメントもくれたりする。

ちなみにTwitterは、流行を追うように、最新情報を常に追いたい人たちが使うものだと思う。だから若い女の子に人気があるのだろう。なぜか若い女の子は流行に敏感でありたいと思い、それを競い合うものなのだ。「知らないのぉ〜」という言葉が昔流行ったように、流行のことを知らないといけないという恐怖感にかられるのだ。残念ながら、その理由までは私にはわからない。

だんだん、Youtube, Blog, SNS, Twitterそれぞれの場の位置づけがはっきりしてきた。ここで重要なのは、これらの用途から、モバイルにとって重要なのは 1)Twitter 2)SNS であり、PCやテレビにとって重要なのは 1) Blog 2) Youtube であるということだ。

2009年10月1日木曜日

アップルは垂直統合型?水平分業型?

ITの世界は垂直統合型が水平分業型へとシフトしているが、アップルはどっちなのだろう?

Macはインテルは使ってもウィンドウズを受け入れなかった。iPodはiTunesで音楽業界とコラボレーションし、iPhoneはAT&Tを使い、アプリはアップストアでユーザーとコラボレーションするが、シンビアンやアンドロイドは使わない。
こうやってみると、中も作ってみたが結局それが最高というわけでもないので見えない内部のハードにはこだわらないし、コンテンツやアプリは用意だけするが、見えて触れるソフトとメカニカルな外形にはこだわるだけの自信があるから自前という考えなのかもしれない。

自分のこだわるポイントが明確だ。

そういえばPCといえば98だった学生のときに、Intel という会社がCPUシェア7割をもっていて、自分たちのCPUを使っているPCに自社ロゴ入りのシールを強制するという記事を読んで驚いたことを思い出した。というのも、このマックブックはインテルなのにシールがないことに今気づいたからだ。シールいらないの?

エコシステム マップ

水平分業型モデルにおいて、自分の位置と役割、自分と他社との関係、他者同士の関係等、そのビジネス全体のマップが見えると関係が築きやすいのではないだろうか?

そのビジネス全体の中で各社の位置と役割と関係が成立したもの自体がエコシステムなのだから、結局エコシステムマップがほしいということになるだろう。

そんなソフトを開発したら売れるかもしれない。

2009年9月25日金曜日

半導体のビジネスモデル

ソフトウェアはライセンス料で儲けるビジネスモデルだったのに、フリーのOS、オープンソースによりそのビジネスモデルは崩れてしまった。

半導体はチップを作って売るというビジネスモデルだったのに、徐々にファウンダリに製造部分を奪われ、IPプロバイダにコア部分の開発をとられ、そのビジネスモデルが崩れようとしている。業界全体で見れば崩れていないのかもしれないが、半導体ベンダーという視点から見れば、崩れてきていると言えよう。今後半導体ベンダーに何が残るのだろうか?垂直統合型の半導体ベンダーが10年後も存在しうるのだろうか?

2009年9月24日木曜日

携帯シェア

これからPCに替わって本流となる携帯やスマートフォンの今の状況を見てみた。戦国時代が始まるのだろうが、何がシェア拡大の牽引力になるのだろうか?

携帯
36.2% Nokia 
19.1% Samsung
9.9% LG
6.2% Motorola
5.4% Sony Ericsson

スマートフォン
41.2% Nokia
19.9% RIM
10.8% Apple
5.4% Fujitsu