2010年8月8日日曜日

映画と音楽のVirtualization

NetflixがEpixからWebでの映画配信サービスを始める。

NetflixのQ2は$43.5Mで昨年同期の$32.4Mよりも良かったが、やはりPC上でコンテンツを売ったりDVDを配送したりでは、この先成長しないのだろう。先日FremontやSanta Anaで285job cutsしていたが、こういったDVDの配送用店員を減らし、映像配信サービスへと方向転換するためだったようだ。

一方、映画館は意外と好調だ。7月のある週末ではInceptionが一位だったが、観客の56%が男性、73%が34歳以下だったらしい。映画館で見るのに向く映画というのが、若者向きのものが多いのかもしれない。それに、歳をとると、家で好きなときにごろごろ見る方が楽なのだろう。

ところで、Appleがlala.comを買ったのも似たようなものなのだろうか?ネットから自分のPC/HDD/DVDに落として見るよりも直接Webの配信映画を見る方がいいように、自分のiTunesで自分のSRAMにダウンロードしておくよりもどこかのWebのサーバの音楽を聞く方がいいということなのだろうか?

だとしたら、これもすべてVirtualizationの流れなのだろう。