今日はとってもうれしいことがあった。
私は補聴器機能のついた同時翻訳機をつくりたいとずっと思っている。
今日たまたまその話を人にプレゼンしてみたら、すごくいい、やるときは投資するし、協力するからって言われた。名前を決めるように勧められた。
たった一人でも、賛同していいと言ってくれる人間のいることがなんとうれしいことか!
これがそのプレゼン。
同時翻訳機という新商品のプレゼンをするマーケティングという仮定。
これがプレゼンの流れ。
1. なぜ会話が大切なのか
2. 同時翻訳機の効果
3. 同時翻訳機の製品説明
4. 同時翻訳機が世界を作る
なぜ会話が大切なのか?
「人間であるということ」
人間は言葉、直立歩行、道具の使用によって進化してきた。その進化の歴史において、会話が紛争の和解や国際関係の改善という大切な役割を果たしてきた。
「今であるということ」
技術が距離という問題を解決した結果、直接会って話をすることになった。ところがそのことが、言葉という新たな問題を浮き彫りにした。
なぜ同時翻訳機が必要なのか?
人間は「知らない」ということに恐怖を抱き、わかっていることは安心する。未知のものを危険物とみなすのは、動物の自己防衛本能からくるものである。だからわかっているものは安全であるので、受け入れるのだ。
通りすがりの他人が言っていることがわからないと、自分の悪口を言っているという猜疑心にかられることすらある。理由もなく疑う。
相手の言っていることがわからないと不安になり、自分の言っていることを相手が理解しないとなぜわからないのかとイライラする。言葉の問題だと思ってしまうと、途端に伝えることを諦める。もういいとばかりに相手が諦めたとき、受け手はとても嫌な思いをしてしまう。本当に言葉の問題なのか?実は違う。相手に理解してもらおうという気持ちがないだけのことだ。
同時翻訳機で通りすがりの他人の話の内容を知ることが重要なわけではなく、「自分は皆の話を理解できるという認識を持つこと」が大切なのだ。知ることができないのではなく、知ろうとしないだけなのだと思えば、不安や恐怖はない。
言葉の壁による不安、猜疑心、言葉の問題のせいにしてしまう気持ち、そういったものをぬぐい去ることができれば、世界は一つになれる。
同時翻訳機について
1. 耳にかけると母国語に同時通訳する
2. 言葉には喜怒哀楽と言った感情がのるが、空中の実際の会話には影響しないため、その感情の乗った声自体も相手に聞こえる
3. 一年寿命バッテリの小さい製品
4. 好きな声や好きな翻訳スピードに調整可能
同時翻訳機で世界を作ろう!
(ここでyoutube のWe are the worldを聞く)
だから今日はずっと「We are the world」を歌っている。