2010年4月12日月曜日

Problem Solverになろう!

コンサルタントは問題を解決するかもしれないが、解決しないかもしれない。それに対し、Problem Solverは必ず問題を解決するのだ。

今半導体の開発における問題を考えてみた。
1.大勢での開発によるコスト
2.大勢で開発するために起こるコミュニケーションの問題
3.大規模回路であるためにかかる検証期間拡大によるサイクルタイム長期化
4.大規模回路であるために問題箇所が見つけにくくサイクルタイム長期化
5.大規模回路であるためにすべてを検証しきれず、バグ修正のためのテープアウトのし直し
6.システムモデルシミュレーションで予想したパフォーマンスがハード実装後に出せない問題
7.ハードで推測検討したパフォーマンスがソフト実装後に出せない問題
8.ディープサブミクロンプロセスにおける大規模回路であるためにタイミングクロージャー期間の長期化

さて、これらの問題を解決していこう。
1. Design IP, Verification IP(VMM), Verification Environment の再利用化 ー 開発人数の削減、開発期間の短縮、不確定要素の除去によりコミュニケーション問題を低減、再利用であるための経験値の向上からくる効率化
2. Assertion, Randomization, DPI-C ー アサーションにより問題箇所を素早く抽出、テストをオートメーション化、ファンクショナルカバレッジの向上、C言語記述によるシミュレーション時間短縮
3.インターコネクトバスモデルによるアーキテクチャパフォーマンスの検討 
4.フロアプランと物理レイアウトを考慮したアーキテクチャの検討 ー レイアウトTATの短縮

まずはこの辺りから始めるめてみよう。