2009年6月28日日曜日

健全な企業

上司は自分の好きな人間の自分の下に置きたい。そのために自分の嫌いな人間はきってしまうと何が起こるか?

あまり能力のない人間が媚びへつらい、かわいがられてひきあげられる。能力はあるが故に上司に媚びへつらうことをしない人間は疎まれ、切られる。その結果、能力のない人間ばかりの集団ができあがる。能力のある人間は、コントラクタとしてより高い給料をもらったり、スタートアップにかけてみたり、媚びへつらうことなく結果を出す。

大企業とは一部の頭のいい人間と、それに媚びへつらう人々でできあがっているのか?そんな企業はすぐに縮小させられるだろう。それは、媚びへつらう目的が、個人の利益だからだ。企業人であるというとこは、企業の利益を考えなければならないのであり、自分個人のポジションのために媚びへつらうことは会社の利益と必ずしも結びつかない。各個人が、会社の利益とが結びつくような自分個人の利益を考え、行動することが求められる。

ところが、必ずしも全員がそれを考えられるというわけではない。だから、それを考えることができる優秀な人間が管理職となり、部下の利益を会社の利益と結びつけるように導く。だから会社側の利益を考える管理職というのが必要なのだ。

つまり、健全な企業とは、いろんな人間がいて、それぞれがそれぞれの利益を考えつつも、それが企業の利益と結びついていて、みなが同じ方向へ向かう、そういうものじゃないのだろうか?