2009年1月28日水曜日

インターネット電話の普及は?

家でインターネットを使っていればネットワークはつながっているのに、固定電話を申し込むと新たに電話料金を払う必要がある。インターネット電話なら、使っているインターネットを利用して安く電話が使える。

なぜ普及しないのか?第一の理由は、PC依存性だろう。PCにインストールし、使う時にPCをを立ち上げないといけない上、自分で問題は解決しなければならない。第二の理由は、固定電話に対する今までの意識の問題だろう。固定電話は様々なIDとして使われるもの、家族のもの、そして常に待ち受け状態でなければならない、非常時に使えなければならないという認識だ。

PC依存性については、解決は難しくないだろう。ただ、電話は買い替えサイクルが長いのでスカイプホンのようなただの電話機で買い替えを狙うのでなく、いっそテレビ電話のようなものにして新しい市場を開拓した方がいいだろう。

意識の問題の方が大きい。実際には、携帯電話の普及と、日本では販売奨励金の廃止と番号ポータビリティによる買い替え率の低下により、個人の固定された番号として使えるようになってきていると思う。ただし、米国では固定電話と市外局番は同じだが、日本では固定電話と区別されている。携帯電話の普及により、固定電話の必要性も変わってきているのだが、人の意識を変えるには時間がかかる。

では、今の段階での理想的な形とは?個人が携帯を持ち、その番号がIDとして機能し、家で長電話をするとき以外は携帯を使うことだろう。家で長電話するときのみインターネット電話を使えばいい。後は非常時だが、インターネットが普及しているエリアならば、それなりに人口密度もあって大丈夫ではないのだろうか?