2009年1月15日木曜日

戦争中のイスラエルにて

今週イスラエルに行ってきた。
ホテルでは毎日テレビでガザでの戦争について見ていたが、ホテルからの景色はこんなで、ヨットにのったり浜辺を散歩している人たちが不思議だった。ここはTel Avivからタクシーで20-30Kmくらい北に行ったところにあるHerzliyaという町とはいえ、ガザと同じ地中海に面している。 
みんな、ここは安全だという。レバノンからミサイルが来ると、タクシーの運転手さんも、「心配ない。レバノンが来ようとしてもイスラエルが許さないから大丈夫」と言う。タクシーのラジオはヘブライ語だが、しきりにハマスと言っているのは聞こえる。何といっているのかと聞くと、知らなくていいことだと言われた。どういう意味かはなんとなく聞けなかった。 
一方、これは帰りに寄ったロンドンでみかけたもの。 "ISRAEL GOVERMENT END THE VIOLENCE"。イスラエルの写真よりもよっぽど緊張感があるように見える。イスラエルのホテルでたまたま電気が止まった日があった。ホテルのフロントに「これは危険な状況なの?」と聞いたら、ホテルの人たち、通りすがりの客まで私を見て笑った。イスラエルには緊張感のかけらもなかった。 
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 そんな話を帰ってきてからアメリカ人にしたら、「自分たちには関係ないことだからアメリカ人は関心ないよ。イスラエルのニュースなんてローカル局ではやってないしね。」と言われた。ほとんどのアメリカ人というのは、非常にドメスティックな人たちなのだ。