2009年2月9日月曜日

なぜ賭け事にはまるのか?

思ってもいない自体が起き、株価が下落したため、資産が一気に減った。

周りを見ていて、賭け事のはまり方と同じことが起ころうとしているような気がする。

始めはおっかなびっくり少しずつ賭けてみる。少しずつ儲かると、その儲けをつぎ込むことでだんだん掛け金を上げていく。ところがある時点で少しずつ負け始めてももう少しすればまたツキが回ってくる気がして、もう少しだけ、もう少しだけ、とやめられなくなってしまう。そうこうするうちに明らかに負け始め、そうすると今までの掛け金や元手を取り戻そうと必死になり、気づくと目も当てられない状況になってしまう。

今までの株価の上昇が常識となり、資産は運用するものと考え、財産を株でもつものが当たり前になってしまった。ところが去年の9月からあれよあれよという間に株価が落ちてしまった。ここで堅実に貯蓄をすることはなく、今が買い時と買ってみたり、また失ったものを何とか取り戻そうと必死になる。するとどうしてもハイリスク・ハイリターンを狙うことになる。その結果はどうでることやら。

損切りなんてなかなけできるものじゃない。なぜ人間はそのループから抜け出せないのだろう?