2007年9月21日金曜日

期限の日が来た。

遂に、期限の日が来た。レイオフの執行日だ。

朝8時半から、一人30分ずつ、人事との面接をして、バッジやPC、コーポレートカード、携帯を返却していった。意外にも延長もなく、時間通りに進んでいき、私の番が来た。

実は内々定はもらっているものの、正式なオファーのプロセスをふむため、それともう一つの方を断るために、今日は朝から電話で格闘していた。何件か断りの電話をすると、少しほっとした。
それと、オファーを受ける方の手続きがまたたいへんだった。

オファーを出す相手は決まっていても、求人情報を最低7日間はウェブに公開しなければならない。そして、7日間は誰にもオファーを出せないよう法律で決まっているらしい。
私の場合、公開されたのが19日だったので、来週の25日まで待たなければならないことがわかり、さらに、今日のレイオフのパッケージをどうするかをいろいろなところに聞かなければならなかったのである。結果的には、私が受ける予定のオファーのうち、どちらかを必ずを受けるという確認だけをして、パッケージは受け取らず、バッジも返さずにすんだ。

オフィスの雰囲気は暗く、また、今日に限って外もどんよりとしていた。
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2007年9月20日木曜日

ついに決めた

今日、ついに決めた。二つもらっていたオファーのうち、最初にオファーをもらった方に、ついに決めた。

最初にもらったからではない。全く違う環境で、インドのコントラクターを使って、新しいものを立ち上げるというところに惹かれた。働いている人達も、お互いを信頼しているようでよかったし、自分達が何をするべきかということについて、皆が同じことを言っていた。これには組織力の強さを感じた。驚いたのは、おそらく700-1000人はいるであろう部署のトップが、新しく入ってくる人間一人一人と必ずインタビューをして、自分達のビジョンを説明してくれるのだ。だから皆が同じことを言う強い組織なんだと思った。

この決断をするために、何人かの人に意見を求めた。いろんな人のいろんな視野からの意見は貴重だし、信頼されているからこそ意見を求められているんだと向こうはわかってくれる。だから、聞いておけば、後で困ったときにもまた助けてくれる。こういう頼るべきことは頼る。人間関係ってこうやって築くものだと思う。
彼らも50-100人くらいの自分の部下をかかえているのに、部下ではない私のために時間を割いて、真剣にえてくれる。ありがたいことだと本当に思う。

今回、仕事先を紹介してくれた人たち、私を推薦してくれた人達、そして私の将来を真剣に考えてくれた人達に感謝すると共に、いつか恩返しできたらなと思う。

2007年9月19日水曜日

また良い連絡があった

今日は、先週受けたもう一つの方からも、また良い連絡があった。

インタビューはぼろぼろだったが、おそらく周囲からの助けによるものだろう。オファーを出すことにしたらしい。さらに追加の電話インタビューが二つがあったが、これは難しいことではなかった。

どちらかのオファーを受けて今の会社にい続ける以上、レイオフされなくなる。というか、正確に言えば、8月29日に、9月21日にレイオフをするという宣告を受けたのだ。だから、9月21日までに社内で仕事を見つければ、レイオフされるわけではない。見つけなかった場合、9月21日にレイオフのパッケージを受け取ることになる。

ちょうど三週間前の今日、そのレイオフ宣告があった。あの日、まさか三週間後にここまで進めるとは正直思ってなかった。だから、9月21日にレイオフのパッケージを受け取る覚悟ができていたし、すっかりレイオフされた気分になっていた。

ところが、実際は間に合いそうだ。たくさんの人にお願いしたが、彼らの助けがあってこその結果だ。

私も人が困っていたら助けられる人間になろう。

2007年9月18日火曜日

インタビュー慣れしてきた

今日も朝10時から4時半まで、お昼をはさんで計7人とインタビューしたが、インタビュー慣れしてきた気がした。

先週のところよりも、内容的にかなり得意な分野だったし、インタビューもリラックスした感じだったということもあるかもしれないが、慣れてきたせいもある。インタビューなので向こうも気をつかってはいるものの、その人がどういう人かというのも見えてきた。

選ぶ上で私にとって一番重要なのは、一緒に働く人がどういう人達かである。特に上の人間のカラーが下に影響するので、上の人間がすごく重要だと思っている。あと組織力のあるところがいい。

これらの点から、今日の二箇所は選択肢から外れた。

2007年9月16日日曜日

また月曜日には進展があった

相変わらず、また月曜日は進展があった。先週インタビューしたところから、内々定のようなオファーの連絡があったのだ。

それと、午後になって急に新たなインタビューの連絡があり、また急遽出かけることになった。

私は来週にしてほしかったのだが、人事は仕事を減らしたいのだろう。現地11:59pm着というフライトで出かけた。AVISのカウンターに着いたのが12時半頃だったが、暇なせいか、カウンターの人がいろいろと話をしたがった。

ホテルの部屋でネットにつなごうとすると、先週と同じく「Too many subscribers are logged in. Please try again later.」とでてきていっこうにつながらない。しょうがないので、先週と同じく、モデムでつないだ。何度トライしてもつながらないと一気に疲れた気分になったが、ピーピーピー、ガーガーガー、ピーッツー、、、、ピーッツーピーッツーという音を聞くとなぜか懐かしい感じがした。

さすがに最後の週はドタバタしそうだ。

2007年9月13日木曜日

渋滞で参った

飛行場まで急いで向かう途中、渋滞で参った。

全く動かなくなったので、一般道を抜けてTollwayから行った。お陰で時間は十分間に合ったのだが、焦っていたので、レンタカーの中にお財布を忘れてきてしまった。

セキュリティチェックもすませ、ふらっと買い物をしようとしたところ、お財布がないことに気づいた。慌ててAVISに持ってきてくれるように頼んだ。最初人手がないからだめだ、メールすると言われた。いろいろ考えたが、やはりお財布がないと空港の駐車場代も払えないので、しつこくお願いしたら、持ってきてくれることになった。

とはいえ、すぐには出会えず、親切なアメリカンの人がAVISに何度も連絡して落ち合う場所を確認してくれた。結局、そのフライトにはのれなかったが、次のフライトで帰ってきた。10時半に飛行場に到着して歩いていたら、日本で働いていたときの営業の人がポツンと座っていた。世の中は狭い。

朝9時から4時までお昼をはさんでずっとインタビューをし、17時間活動していたことになる。
とにかく長い一日だった。

2007年9月12日水曜日

どっと疲れた

今日は予期せぬインタビューがあった。どっと疲れた。

そんなインタビューがあるとは思ってもみなかったので、抜き打ちテストにあったような気分だった。そして何よりも内容が思ってもみなかったような内容だったので困ってしまった。

まずは、全く見たこともないようなものを書かれた為に、自分が考えてわかるのかどうかさえわからなくなってしまった。次に、技術的な質問なら知らないものは知らないので答えようがないが、そのことをどう取り扱うべきかわからなかったのだ。まさか教えてもらうわけにもいかないし、でも聞かなきゃ全くわからないし。プレッシャーを与えて反応を見るテストの意味もあったんだと思う。

でも、インタビューしていた3人のうち、一人はあからさまに途中から興味をなくし、二人はつきあってくれた。私が逆の立場のときには、私はちゃんと最後まで質問すべき内容はする。

背水の陣の状態で仕事を探すのはきついものだ。