2010年6月3日木曜日

半導体業界

水平分散型半導体業界の先が、少しずつ見えてきたような気がする。

ファウンダリとメモリはほぼ決まっている。アセンブリは中国の会社が伸び、その他は自然淘汰されていくだろう。大規模ASICのみが残り、残りはCPLD,FPGAになっていくだろう。アナログですら、自然淘汰されていくだろう。高電圧やMEMS等の特殊プロセスを必要とするもののみがディスクリートとして残り、CMOSでできるアナログは、IPとしてしか残らないだろう。そのIPも、ディジタルIPはEDAツールベンダが抱え込み、アナログIPはASICベンダとFPGAベンダのみが持つことになる。同じファンダリを使ったとしても、プロセスが違うので両方必要になる。今はファンダリもIPを抱え込んでいるが、小規模ASICの数が減れば消えるだろう。プロセッサは、ARM, X86,MIPSになっている。

どこに行こうか?