2010年6月15日火曜日

Inphi IPOとシンガポールオフィス

Inphiのシンガポールオフィス新設とIPOのニュースから、Avagoを思い出した。去年IPOしたAvagoもシンガポールに人を動かしていた。

両方ともテレコムのAnalog/Mixed Signalという似た分野であり、またどちらもアジアの開発拠点としてシンガポールを選んでいる。シンガポールの物価はアメリカ並みであり、コスト的にはあまり貢献しないが、英語圏のアジアというところが米国企業のアジア拠点に適するのだろう。

外資系企業の工場における賃上げの嵐に苦しむ中国、思惑通りそれが少しでも中国の内需拡大につながればさらなる中国の発展がみられるのだろう。それは、中国に限らず近隣の東南アジアの発展にもつながっていくのだろう。