2010年7月7日水曜日

ソーラーパワー市場

グリーンエネルギー上位ランキングはほとんどオレゴンだということを書いたが、オレゴンで盛んなのはソーラーパワーだ。例えば、Solexantが商業用の太陽光発電所を作るらしいが、そのほとんどはオレゴンだ。

ところで、ソーラーパワーの市場はというと、Solyndraが今年計画されていたIPOを延期していたように、すでに次のステージに入っている。価格競争が始まっていて、コンソリデーションが進んできている。既にナンバーワンのFirst Solarのコンペとして、TSMCの投資するStion、Q-Cellsの投資するSolariaと、台湾やドイツも参入してきている。外資が投資するだけ市場は大きいということだ。

つまり、ソーラーパワー、グリーンエネルギーとは、パイプラインなのだ。その整備のためには巨額の投資が必要になる。Solyndraのバックログは20億ドル以上らしい。小さなベンチャーはどんどんコンソリが進んでいくだろう。

シャープにもTSMC やQ-Cellsのように積極的に参入していってもらいたいところだ。