2010年7月24日土曜日

Web Shopping - 1

4月には、Facebookは、Google, MSN/Windows Live/Bingに次いで、ポピュラーオンラインサイトランク第三位だったらしい。これだけアクセスがあれば、Social Networkをe-commerceに利用し始める企業がでてくるのは当然だ。様々な企業がFacebookやTwitterでカスタマに呼びかけているのはもちろん、Facebookで友達とオンラインショッピングできるツールを提供したり、グループ購入によるディスカウントGroupon、友達と好きなレストランをシェアーさせるオンラインクーポンなど、いろいろアイディアがでてきている。

おもしろいのは、AmazonもTwitterは使っているが、今のところそこまでSocial Networkに過剰期待はしていない。プライバシーの問題があるからだという。カスタマレビューやレイティングのパイオニアで、オンラインショッピングについては経験値の高いAmazonが言うのだからそうかもしれない。
ただ、私はいつも、Sign Inした後Logoutボタンが探しにくく、一度サーチするとかなりしつこくその情報を使って他の商品を勧めてくるAmazonのページこそ、プライバシーを大切にしないサイトだと感じているので、ちょっと「え?」と思った。

とはいえ、プライバシーの問題という点は、もっともだと思う。隠すほどのことではなくても、他人からいちいち「今週は○○買ったんだね」「先週は△△買ってたよね」「先月の□□はどうだったの?」といろいろとトラックされたら気持ちのいいものではない。しかもそれが見ず知らずの人だったら、ストーカーかと恐れるだろう。

私の意見としては、Social Networkは、友達と食事に行くレストランや映画、消費する食べ物等はSocial Networkを使った展開は有効だが、友達に勧められたからといって同じものを買うわけではない商品には使えないだろう。例えば本や衣服に関して、友達がすすめたからといって、カスタマレビューよりも信憑性があるというわけではないし、その商品を使ったことのない友達とその商品について議論したいわけでもない。つまり、そういう場合、友達である必要性がないということなのだ。

Social Networkにおけるe-commerceは、友達との関連が活かせるものにのみ、機能することになるだろう。