ソーラーパワーは、4、5年前まではQセルズとシャープで市場を二分にしていたが、リニューアブルエナジーに注目が集まった途端、どちらもアメリカ、中国企業に追い抜かれた。
一方、宇宙太陽光発電の開発も進められている。国土の狭い日本にはこちらの方が向いているかもしれない。
おかしな例えかもしれないが、地上太陽光発電が麦、宇宙太陽光発電が米に当たるような気がするのだ。育てやすいがそのまま炊いて食べるには不向きな麦、単位面積辺りの収穫量は多いが手間はかかるし水も必要な米。主食同様、その土地にあった発電方法というのがあるのだろう。
カリフォルニアの夏の日差しとその太陽を浴びて大きく育ったヒマワリを見て、ふとそんなことを思った。