2007年9月10日月曜日

朝会社に行った

今日は朝9時半に出社したら結構人がいて驚いた。そういえば私は、レイオフ宣告後、初めて朝会社に行った。

今回のレイオフの後、簡単に仕事を見つけられる人とそうでない人がいる。その人がどちらかは、顔を見れば一目瞭然だ。でも、実はそのどちらかは、レイオフされる前からわかっていたことなのだろう。

思い返してみると、他では今以上の仕事が見つけられないと思っていた人は、周囲の人に気を遣っていたと思う。ところが、仕事が見つけられる人達は、尊大な態度をとっていたと思う。
以前、お客とのミーティングで「この人がいるから私達はここで働けるんだ」と感じさせられたことがある。多分、彼自身が心の中でそう思っていて、それが態度にありありとにじみでていたのだろう。事実、そのミーティングで客とまともに議論できたのは彼だけであったが、あからさまに周囲に「役に立たない奴等だな」という態度をとっていた。

仕事を見つけられる人かどうかは、レイオフのない日本でもわかっていることなのではないだろうか? 日本では、仕事を見つけられない人でも、レイオフの心配がないから周囲に気を遣う必要はない。一方、仕事を見つけられる人は、「自分達のおかげで、お前達はここで働けるんだぞ」と思って態度に出ているかもしれない。レイオフできない日本にはけっこう余剰人員がいて、ワークシェアリングをしているのだから、できる人にとってはいらいらするのだ。

どうするべきか?「できる人が、そうでない人に仕事をわけてあげればいい」という考え方も、奢りだと思う。お互いが本当に必要だと思える関係を作ることが大事なんだと思う。

そういう職場を探したいものだ。