2010年3月8日月曜日

パラダイムシフト「私がやる」

世の中には評論家が多い。「あれはだめだ。ああしなきゃだめだ。そこが問題だ。そうするべきだ。」と他人の批評をするどころか、自分達の会社や国、世の中のことさえ人ごとのように批評する。「わかっているならば、なぜ自分でそうしないのか?」と聞くと決まって彼らは「○○だからできないんだ」と言い訳をする。結局同じ穴の狢なのだ。

他人がやるべきことに「ああしろ、こうしろ」と言うのは誰でもできる。本当に誰にでもできる。簡単なのだ。難しいのは自分がやること。実行すること。他人が造ったものを使うユーザになってはいけない。自ら造り上げていくことが必要なのだ。

今の世の中に評論家はいらない。「私がこれをやる」と自ら立ち上がってやる人間が必要なのだ。

失敗することを恐れず、周囲の批判を恐れず、立ち向かっていく勇気。最初は「そんなもの」といってばかにされるだろうし、誰も相手にしないだろう。それを乗り越える覚悟。

最近の自分には不思議と「私がやらずして誰がやる」という思いが強い。世の中の不景気が私にこんな気持ちにさせてくれたならば、今の状況に感謝したい。